快速海風三号の、クレーム日誌

ぼくは以前居た会社では、食料品を取り扱っていたわけで、当然年に何回かはクレームというものが発生する。
しかしまあなんというか内容を今になって考えてみると、まともなもの?から滑稽なものまで実に様々なことがあったなあとおもう。
今日はそんな中から印象の深かった?ものを幾つかコッソリ書いて、世の中にはこんなことがあるんだなあと笑っていただければさいわいである。

①ある日、冷凍魚を扱う先輩が。

K先輩「課長、クレーム発生です。」

T課長「なに、何があった?」

K先輩「・・・魚に骨が入っていたと・・・」

T課長「・・・喉に刺さったとか?子供が吐いてしまったとか?」

もはやがっかりのK先輩「いえ・・・魚に骨が入っていて気に入らないと・・・」

冷凍部一同『・・・どうしろと・・・』


②ある日、ぼくの直属の先輩が。

H先輩「快速くん、クレームだ。」

ぼく「うへぇ、いったいナニゴトですか!?」

H先輩「カニを買って家で食べたら家中カニ臭くなったと」

ぼく「はい、そして?」

H先輩「そんだけ」

ぼく「??はい??」

もうどうでもよくなったH先輩「・・・そんだけ・・・」


③ある日、現場にてエビを扱うS先輩が。

S先輩「おおっ、快速!エビ4kgくらい解凍したから食え!!」

見ると子持ちのうまそうなエビがどっさり。

ぼく「えっ!?いいんですか?てかどうしたんですか?」

S先輩「研品だよ研品(商品を食べたり検査に出したりすることです)」

そこでぼくは鮭担当や魚卵担当の先輩とむしゃむしゃたべる。みんなビールが欲しい日本酒が欲しいおねえちゃんほしいとしゃべりながら食べる。ほとんど食べ終わったころ、

S先輩「どうだ快速、うめえか?」

ぼく「はい、うめえっす!!」

鮭や魚卵の先輩も頷く。

S先輩「そうかぁ、いや実はこのロット、クレームがでたんだ」

一同血の気が引く。まさか食中毒・・・

ぼく「・・・いったいどんなクレームですか・・・?」

S先輩「いやおいしくないって」

一同「・・・はい??」

さみしそうなS先輩「・・・おいしくないって・・・」


と、これらはあくまで笑い話ですむケースであったが、全てしっかり販売元とお客様に報告書を提出しているのだ。
今の世の中、言ったもの勝ちのような雰囲気があるが、大概にしないと厚顔無恥といわれても仕方がありませんなぁ、と思うのはぼくだけだろうか。

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